2021.06.13「#OASIS presents SOUNDSTORM #4」REPORT
6月13日(日)、東京・下北沢のライブハウスLagunaにて、「#OASIS」が贈る無観客ライブイベント「#OASIS presents SOUNDSTORM #4」を開催。
表現力の高い3アーティストが集い、YouTubeでの無料配信で日曜の夜を優しく彩るライブをおこなった。
工藤妃呂那
オープニングを飾ったのは工藤妃呂那。MV制作等も行うマルチな才能を持つシンガーソングライター。
アルペジオによる優しいアコースティックギターの音が会場を包み1曲目が始まる。そんな1曲目は自身で初めて作り思い入れがあるという楽曲「Never getting back again」。優しく芯のある歌声と疾走感のあるアコースティックギターの音色が視聴者に心地良さと高揚感を届ける。その後自身が一番お気に入りという楽曲「I think so」に繋がり、「No」「でもね」「キミノコトハ」と続く。好きなアーティストがCorinne Balley RaeやNorah Jones、John Mayerということもあり、心温まる洋画をみているような豊かな気分にさせるライブであった。
「こういう時期は続くかもしれないが、笑顔で毎日過ごして行けたらと思います」と語り、願い続ければ叶うという楽曲「twinkle」を歌い次のアーティストへバトンを渡した。
工藤妃呂那 SETLIST
M1.Never getting back again
M2.I think so
M3.No
M4.でもね
M5.キミノコトハ
M6.twinkle
三谷吉信
2組目は、三谷吉信が登場。東京を中心に活動するシンガーソングライター。
力強いギターイントロから1曲目で「スーパースター」を披露。優しい歌声で歌い始め、徐々に力強さを増していき、サビでは疾走感も加わり自身の世界観で会場も配信の向こう側も包み込んでいく。そのまま2曲目「吟遊詩人となりまして」を披露。コメント欄では絵文字で拍手が鳴り響く。
「喋るのが苦手だが歌を作って、歌を歌うシンガーソングライターとして曲を伝えられるのが嬉しい」と語り、3曲目「にわか雨が過ぎる」を披露。聴いている人が晴れやかな気持ちになってほしいと思って作った楽曲。そして次に披露したのは自身が14歳だった頃を思い出して作った楽曲「14才の盲目」。
最後に「誰かの励みになってくれればなと思います」と語り、自身が初めて作った「自分が自分自身を鼓舞する」楽曲「遠吠え」を披露し、トリのアーティストにバトンを託した。
三谷吉信 SETLIST
M1.スーパースター
M2.吟遊詩人となりまして
M3.にわか雨が過ぎる
M4.14才の盲目
M5.遠吠え
ぞうつかいになった。
3組目、トリを飾ったのはぞうつかいになった。今回が東京での初ライブとなる名古屋を中心に活動するシンガーソングライター。
アコースティックギターのアルペジオに乗せて自己紹介をし、1曲目が始まる。1曲目は「あの夜を捨てる、この夜の幸せを掴む」という楽曲「夜を捨てよ」。優しく哀愁のある歌声から力強くも儚い歌声までとても広く高い表現力でその場を一気にぞうつかいになった。の世界に包み込む。そして語りから2曲目に「待つ信号」を披露。その後チューニングを挟み3曲目に「いつに無く」、4曲目に「碧」を披露。語りと歌が共存し歌詞を直接届けるような演奏であった。
「恋の歌、あるいはただお風呂で考えたことの内容」と語り、5曲目「メイク」を、続いて「しじゅうく」を披露。
最後に「人々の幸せが足元に落ちないように拾い上げられますように」と語り「さいごのうた」でイベントを締めくくった。
ぞうつかいになった。 SETLIST
M1.夜を捨てよ
M2.待つ信号
M3.いつに無く
M4.碧
M5.メイク
M6.しじゅうく
M7.さいごのうた
0コメント